第33回グローカル感染症研究セミナーを開催しました
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大分大学グローカル感染症研究センターは、令和6年12月6日(金)に第33回グローカル感染症研究セミナーをハイブリッド形式で開催しました。第33回は「PRC2 in myeloid cells in the context of fibrosis and cancer」と題し、講師にタイ王国マハサラカム大学獣医科学部のBenjawan Saechue講師を招いて実施し、会場とオンラインを合わせて15名が参加しました。
Saechue講師は、本センター兼任教員である小林隆志教授(医学部感染予防医学講座)とTanapat Palaga教授(チュラロンコン大学理学部)との間で実施している共同研究「Cellular and Molecular Mechanisms of Trained Immunity in Parasitic Infections」に研究分担者として参加しており、当該共同研究においては今年1月のVirakul先生に続いて3回目のセミナー開催となりました。
今回のセミナーでは、骨髄特異的Ezh2欠損が腫瘍形成と線維性皮膚疾患に及ぼす影響について、ご自身の研究成果を基に概説いただきました。非常に興味深い内容の講演に、多くの会場参加者との質疑応答が交わされ、盛況のうちに終了しました。