大分大学グローカル感染症研究センター（RCGLID）は、令和6年12月2日（月）に宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター（CADIC）との第２回共同セミナーを開催しました。

大分大学と宮崎大学は令和3年11月に連携・協力協定を締結し、両大学が強みとする感染症研究の分野においてRCGLIDとCADICを中心に連携を進め、将来的にはその他の領域においても幅広く連携していくこととしており、共同セミナーや共同研究等により連携を推進しています。

今回の共同セミナーは、本年２月末に完成したグローカル感染症研究センター棟を会場として、14名の教員が参加し、双方のセンター長による各センターの近況説明と、CADIC感染症研究・検査部門の目堅博久准教授による講演「伴侶動物と野生動物のSFTS」、RCGLID副センター長でゲノムワイド感染症研究部門の山岡生教授による講演「ヘリコバクター・ピロリ研究最前線」のほか、CADICの参加者によるグローカル感染症研究センター棟内の視察が行われました。

講演での質疑応答やセミナー終了後も、双方の研究内容や提供可能なリソース等について活発な意見交換が行われ、連携のさらなる発展につながる大変有意義なものとなりました。