日中シンポジウムに参加しました
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令和6年(2024年)9月9日に、中国最大手の医療ネットワーク医学界(医師会員200万人)において、「胃癌に対する低侵襲手術の30年」をテーマに日中シンポジウムがウェブで開催されました。
総合司会を北野正剛学長、日本側の講演を衛藤剛教授が務めました。胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術は、1991年に北野正剛学長が世界で初めて開発した術式であり、現在本邦の標準治療として確立しています。胃癌罹患数が世界一である中国においても本術式が約6割を占めており、大分大学から世界に向け新しい低侵襲治療法を発信しています。
グローカル感染症研究センターでは、胃癌を引き起こすとされるピロリ菌の病態解明・治療開発を行っており、基礎と臨床の連携を強化しながら胃がん撲滅に向けてこれからも邁進していきます。