第11回グローカル感染症研究セミナーを開催しました。
大分大学グローカル感染症研究センターは、令和5年2月15日(水)に第11回グローカル感染症研究セミナーを開催しました。第11回は、本センター副センター長の山岡生教授が研究代表者を務める地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)による「ブータン国ピロリ菌感染症関連死撲滅に向けた中核拠点形成事業」の一環として行いました。
ブータン政府から本学に招聘した2名を講師とし、Dr. Sithar Dorjee(シタール ドルジ)氏(Director General, Khesar Gyalpo University of Medical Sciences of Bhutan(ケサル・ギャルポ医科学大学理事))は「Reactogenicity following COVID-19 mRNA Vaccination in Bhutanese Adolescents」、また、Dr. Sonam Wangchuk(ソナム ワンチュク)氏(Head, Royal Center for Disease Control, Thimphu, Bhutan(ブータン保健省王立疾病管理センター センター長))は「COVID-19 Pandemic Response, Bhutan’s experience」と題し、新型コロナ感染症に係るCOVID-19 mRNAワクチン接種後の反応やパンデミックへの対応について、それぞれの専門分野においてブータン国内での実際の経験を中心に紹介がありました。
セミナーはハイブリッドで開催し、配信会場では西園 晃センター長、山岡副センター長を始め、関連する講座の関係者等、オンラインでは教職員や大学院生等が出席し、合わせて25名が参加しました。
感染者が確認されてから3年程経つ現在も、世界中で未だ収束が見通せない状況が続いている新型コロナ感染症に関して、極めて感染者数・死者数の少ないブータンでの取り組みを知ることができる貴重な機会となりました
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