International Workshop on Pathogen Epidemiologyを開催しました
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大分大学グローカル感染症研究センターは、令和5年1月16日~20日の5日間、センターとしては初めてとなる国際ワークショップをInternational Workshop on Pathogen Epidemiology(病原体疫学国際ワークショップ)と題して開催しました。
1日目は本センターの客員教授でもあるマレーシア国立サバ大学のKamruddin Ahmed教授による結核菌の全ゲノム解析を用いた分子疫学の講義と、グラスゴー大学Sir Henry Dale FellowのKimberly Fornace博士によるGISを用いた空間疫学の講義のほか、オープンソースソフトウェアを利用した地理情報システム入門演習を行いました。
2日目と3日目は、マレーシア国立サバ大学のMedical Laboratory TechnologistのJaeyres Jani氏による全ゲノム解析の演習を、4日目と5日目には同氏によるメタゲノム解析の演習を行いました。
このワークショップは、演習が中心であることから2日目以降は10名限定で実施する予定でしたが、本学教員や大学院医学系研究科の大学院生のほか、学外からの参加者もあり、予定人数を超える参加がありました。
演習では参加者同士で分からないところを教え合ったり、講師に積極的に質問をする姿が見られ、また、参加者から非常に有意義であったとの感想もあったことから、本学のバイオインフォマティクス分野の強化に向け重要な一歩となったと考えられます。
最終日には、西園晃センター長から、講師への感謝状と各参加者へ参加証が授与されました。