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(産学連携)フィリピンにおけるSATREPS事業

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医学部微生物学講座(西園晃教授,本センター長)で実施するSATREPS事業「フィリピンにおける狂犬病排除に向けたワンヘルス・アプローチ予防・治療ネットワークモデル構築プロジェクト」では、大分大学と県内の民間企業アドテック社が共同開発した狂犬病迅速診断キットを用い、より正確で迅速な診断ができるよう研究を進めています。
2022年2月、JICA長期専門家としてフィリピンに派遣中の齊藤信夫准教授指導のもと、フィリピンブラカン州で前述の診断キットを使用し、地域で狂犬病対応にあたる獣医師等へ狂犬病診断法のトレーニングを行いました。

 

また、これまでフィリピンでは狂犬病のため殺処分されたイヌを直接土壌に埋めるということを行ってきました。土壌汚染や水質汚染につながり深刻な環境問題となる中、県内の民間企業木下築炉社が製作した犬焼却炉をブラカン州ギギントに導入しました。適切に遺体を処理することで衛生面・環境面にも配慮した取り組みを行っています。

詳細はJICAプロジェクトニュース記事もご覧下さい。(外部リンク)

https://www.jica.go.jp/project/philippines/014/news/20220209.html

 

  

焼却炉設置の様子

 

 

 

 

 

 

 

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